PMI日本支部 中部地域サービス

PMI日本支部 中部地域サービス(PMIJ中部)は中部地域でのプロジェクトマネジメントに関わる実務者への支援や情報共有を目的としたコミュニティです。 プロジェクトマネジメントに興味のある方であれば、どなたでも参加できます。

2014年11月

今回は、株式会社ビジブルの相原様を講師としてお招きし、EVMの導入事例(金融系SIer)を発表していただきました。

EVMの有効性は自分自信が理解していても、組織に導入しようとすると、どのレベルから始めるのか、抵抗勢力の存在大きさなど、阻害要因が多くなかなか始められないことが多いかと思います。

そのあたりを、導入背景、経過・経緯を踏まえ、どのように組織に導入していったか、計測の粒度はどのレベルで管理を始めたか、始めるにあたってのポイントをお話し頂き、最後は熱のこもった質疑応答もあり、参加された方は非常に有益な時間を過ごせたのではないかと思います。

印象に残ったのは、計測粒度が粗いなんちゃってEVMで始めたとしても、何も見えない状況より、現場はどんどん改善されていく、ということがリアルに伝わって来て非常に興味深かったです。

EVMシリーズはなかなか好評ですので、また企画しようと思います。

皆様、ご参加ありがとうございました。

 

今回は、5月定例会での「EVM紹介」に続く、EVMシリーズ第2弾!金融系SIerにおけるEVM導入事例を紹介します。

・「経営報告」と「プロジェクト管理支援」にEVMを導入
・導入の経緯と導入時点の課題と、今思えばの視点から、導入事例をご紹介します

品質保証担当者として、経営者とプロマネの間で翻弄された状況をEVMを活用して打破。

EVM導入常勝の講師が、EVM導入で初の黒星をつけられた失意のどん底から昔を振り返り、EVM導入のヒントを参加者の皆さんで共有できればと思います。

講師:相原 善晃(株式会社ビジブル 代表取締役)


【開催要項 
 日時:
2014年11月26日(19:00~21:00) 
 場所:
名古屋
国際センター 第2会議室(5F) 
      (名古屋市中村区那古野一丁目47番1号) 
 定員:20人(先着順)

   お申し込みは
【コチラ 

それでは、宜しくお願いします。

今回は、調達マネジメントをテーマとし、RFP記載時のポイント提案評価のポイント
パフォーマンスレビュー時のポイントなどを議論しました

PMBOKの知識エリアと絡め、簡単な解説を行いました。
資料はPMBOK5の原本を忠実に再現し(写メで撮ったのを貼っただけ(*_*))
プロセスとしての流れをおさらいしました

セッションでは以下の点を中心に個人の成功・失敗体験を意見交換しました
  ①RFPの中で個人的に力点を置いているところ
  ②提案書評価時に特に気にしているところ
  ③パフォーマンスレビューでは何を注意してみるか

①②RFP作成時、提案評価時のセッションでは
  ・開発プロセス、品質保証について提案させる
  ・見積もり根拠について詳細に提案させる
  ・体制について詳細に提案させる
 といった意見が多かったかと思います
 特に、体制についてにおいてはPMやキーマンの資質を見極めたい
 そのためにプレゼンさせる、面談する(特にオフショア)
 など現実的な留意点が挙がっていました

③パフォーマンスレビューにおいては
  ・品質や進捗の報告を週次にしてもらうことは必須で
  ・書面だけに騙されないためにできれば対面
 ・定量的にという議論では、EVの報告しか受け付けない!
 といった強硬論もありました

運営の反省点としては、RFP書いてみましょうといっても
テーマや前提がなければ無理な話で(時間もないし)
その場で、RFP作成時の留意点についてのセッションにしましょう
と方向転換せざるを得なかったことです
準備不足で申し訳ありません
ただ、結果的には良かったのではと感じております
一般的なRFP雛形について解説しても本質議論にならないので...

サマリーの時間で、オフショアの事例を少し紹介させてもらいました
自社の例なので、限定的で一般論にはならないと思い軽く流しましたが
KPTでは好意的な意見があったので
機会があれば深さを出して生々しく解説しても構いません
オフショアを語るための写真も数点準備してましたが
居酒屋で酒の肴としてしまいました(^O^)

参加いただいた方々から自分自身もいろいろ気づきをいただき
ありがとうございました

 
ー以上

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